★星座早見盤(星座早見表)の作り方
小学校の理科の教科書にも教材として付いてくる星座早見盤ですが、本当は北海道と九州では、見える星空にもだいぶ違いがあります。自分の住んでいる場所に合わせた、正確な星座早見盤や星座早見缶を作って、夏休みの自由研究に星の観察をしてみませんか。
●用意するもの
A4サイズの厚紙と普通紙各3枚、カッター、定規、糊、セロハンテープ
●星座早見盤の型紙「星図盤」「台紙」「地平盤」のプリント方法
「星図盤」、「台紙」のPDFをダウンロードして型紙を用紙にプリントしてください。
「地平盤」は、右下の入力窓に星座早見盤名と観測地の経度、緯度を入力するか、観測地をプルダウンメニューから選んでください。観測地に合わせた時間と地平線を描いた「地平盤」が自動生成されます。
※厚紙に直接プリントしてもかまいません。プリンター用のA4サイズの名刺用紙がおすすめです。
●星座早見盤の組み立て方
- 1. 「地平盤」、「星図盤」、「台紙」を糊でボール紙に貼り付けます。
※厚紙にプリントした場合はこの作業は必要ありません。
- 2. 「地平盤」を線に沿って丁寧に切り抜き、さらに目盛窓と地平線窓(赤線)を切り抜きます。
- 3. 「星図盤」を切り取り線に沿って丁寧に切り抜きます。
- 4. 「台紙」を切り抜きます。切り込みを入れ、折り線の部分を中に折り込んでセロハンテープで留めます
- 5. 下から「台紙」、「星図盤」、「地平盤」の順に重ねて「星図盤」をはさみ込み、「台紙」と「地平盤」を4.の「台紙」に切込みを入れて折った窓の部分からセロハンテープで留めます。さらに、「台紙」の角を織り込んだ部分もセロハンテープで留めて完成です。
観測点の位置に合わせた地平線の描画をはじめ、双眼鏡レベルの星までプロットした本格的な星座早見盤です。 ●[星図盤] ●[台 紙] |
★夏休みの自由研究にピッタリ!星座早見缶の作り方
星座観察の場所に合わせた星座早見缶です。そのまま机の上に置けばペンスタンドにもなります。●用意するもの
A4サイズの普通紙1枚、カッター、定規、セロハンテープ、空き缶1個(250mml)
●星座早見缶のプリント方法
プリント方法は星座早見盤と同じです。右のフォームからPDFを生成してください。
●星座早見缶の組み立て方
- 1. 空き缶の上部を缶切で開けます。けがをしないように切り口を平らにし、セロハンテープを巻きます。
- 2. 周りのグレーの線に沿って「星図・月日」と「地平線・方位・時刻」を丁寧に切り抜き、地平線のS字カーブを切り抜きます。
- 3. 空き缶に「星図・月日」を巻きつけ、セロハンテープでしっかり空き缶に固定します。
- 4. その上に「地平線・方位・時刻」を巻き、セロハンテープで両端を留めて出来上がりです。
※「地平線・方位・時刻」は回して目盛りを合わせるので、固定しないでください。
まず、「星図・月日」と「地平線・方位・時刻」の赤道(赤い点線)を合わせます。
つぎに、月日と時刻の目盛りを合わせると、そのとき見える星座がわかります。